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写真を綺麗に撮る事には興味がなくなってきた。というか最初から興味なんてなかったんだ。

でも綺麗に撮ろうとしてた。そうでなきゃいけないと思ってたから。結局、ムリだった。根本的に考え方が間違ってたというか。自分にしか撮れない写真っていうのは、何のことはない、自分にはこれしか撮れないっていうのと同意義だっていうことも何となくわかってきた。それを認めることが出来るようになってきた。ていうか、認めなければ先には進めないことがわかってきた。

ただ、以外と、被写体を前にして、感じたように写るものだなっていうこともわかってきた。だから、綺麗に撮ることよりも綺麗だと感じられるかどうかってことの方が大事なんだということがわかってきた。それは目に見えるものだけじゃなく、音だったり、匂いだったりもする。触った感じだったりもするし。美しいと感じることが出来れば、写ったものは自然と美しくなるはずだから。

でも自分の場合、頭で考えて考えて考えて、やっと少し感じることが出来るかな、といった具合。

ブルース・リーが言ったという、ー考えるな、感じろーの境地には程遠いわ。